閉所恐怖症のダメダメMRI体験その②
2017年 09月 04日
MRI当日
担当技師はちょっとオタクっぽい感じの男性でした
「私 閉所恐怖症なんですが・・・」
と改めて言ってみましたが特にリアクションはありません
着替えてMRIの部屋に入るととても寒く
「寒いです」と言うと「毛布掛けますから横になってください」
横になると毛布を掛けすぐに頭部の方にスライドしていきます
え?もう始まるの?
何か説明は?と思うのですが
その間に上から大きな円盤状の機械が降りてきました
確かに筒状ではないので目の前の板は圧迫感はあるものの
サイドを向けば部屋の中は見えます
特に説明が無く始まっていきそうな気配なので
慌てて質問します
「あのう、どれくらいの時間ですか?」
「1時間くらいです」
「えっつ?!!1時間???20分ぐらいかと思っていました!
その間動いてはいけないのですよね?」
「そうです。動かないでください」
「あのう、ヘッドフォンで音楽とかあるのですよね?」
「ありません」
「えっ無い・・・ではアイフォンで音楽を・・・」
「この部屋は強力な磁t力で覆われますので使えません」
「だめだと思った時の押しボタンはあるのですか?」
「ありません」
「夫を部屋に呼んで話し相手になってもらっては?」
「だめです」
「では では もうダメだという時どうするんですか???」
「まあ・・・ずっと見ているわけではありませんが
一応隣の部屋には居ますので・・・では始めます。」
「え~~~~~っ」
ああーーーイケメンだと例えおばさんでも女子に優しいのですが、
オタク男子は女子に冷たく
おびえている私を全く励ますこともなく
強引にMRIを始めて隣の部屋に去っていこうとしています
あかん!やばい!音楽無し、ボタン無し 励まし無しで
1時間身動きしないなんて無理でしょ!
0.5秒で決断!
「スミマセ~~~ン 私無理です!」
「無理でえーーーす!!!」
ポンコツおばさんは0.5秒であえなく撃沈し
また一つ恐怖の閉所体験エピソードが増えてしまいました
by Art-de-vivre
| 2017-09-04 01:47
| ●日々の生活の話