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閉所恐怖症のダメダメMRI体験その②

MRI当日
担当技師はちょっとオタクっぽい感じの男性でした
「私 閉所恐怖症なんですが・・・」
と改めて言ってみましたが特にリアクションはありません

着替えてMRIの部屋に入るととても寒く
「寒いです」と言うと「毛布掛けますから横になってください」
横になると毛布を掛けすぐに頭部の方にスライドしていきます

え?もう始まるの?
何か説明は?と思うのですが
その間に上から大きな円盤状の機械が降りてきました

閉所恐怖症のダメダメMRI体験その②_f0229759_01394336.jpg

確かに筒状ではないので目の前の板は圧迫感はあるものの
サイドを向けば部屋の中は見えます
特に説明が無く始まっていきそうな気配なので
慌てて質問します

「あのう、どれくらいの時間ですか?」
「1時間くらいです」
「えっつ?!!1時間???20分ぐらいかと思っていました!
その間動いてはいけないのですよね?」
「そうです。動かないでください」
「あのう、ヘッドフォンで音楽とかあるのですよね?」
「ありません」
「えっ無い・・・ではアイフォンで音楽を・・・」
「この部屋は強力な磁t力で覆われますので使えません」
「だめだと思った時の押しボタンはあるのですか?」
「ありません」
「夫を部屋に呼んで話し相手になってもらっては?」
「だめです」
「では では もうダメだという時どうするんですか???」
「まあ・・・ずっと見ているわけではありませんが
一応隣の部屋には居ますので・・・では始めます。」

「え~~~~~っ」
ああーーーイケメンだと例えおばさんでも女子に優しいのですが、
オタク男子は女子に冷たく
おびえている私を全く励ますこともなく
強引にMRIを始めて隣の部屋に去っていこうとしています

あかん!やばい!音楽無し、ボタン無し 励まし無しで
1時間身動きしないなんて無理でしょ!

0.5秒で決断!
「スミマセ~~~ン 私無理です!」
「無理でえーーーす!!!」

ポンコツおばさんは0.5秒であえなく撃沈し
また一つ恐怖の閉所体験エピソードが増えてしまいました



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by Art-de-vivre | 2017-09-04 01:47 | ●日々の生活の話

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