出版メイキング4 ジュリア
2016年 10月 05日
先日出版社のOさんと
描くための花を買いに行きました
今はちょうど花があまりない時期
薔薇はもう少し先、チューリップなど春の花は勿論ない
パンジーなどは出はじめたばかりです
それでもホームセンターの片隅に薔薇が少しありました
あまりポピュラーでない名前の薔薇ばかり
見た目にもあまりぱっとしない感じ
「私が知らないだけかもしれませんが
あまりポピュラーな品種や描きたい品種が無いですね」
するとOさん
「え、品種?スマップみたいじゃないんですか?」
「は?スマップ???」
「世界に一つだけの花~、オンリーワン♪?」
言いたいことはわかります
どれでも同じじゃないですかということ
ここで私はOさんがボタニカルアートの世界を
あまり知らないということに気がつきました
ボタニカルアートとは、品種の区別を描くもので
何を描くかはとても大切です
人間が勝手に交配して作り出した花も
勿論スマップの歌のようにすべて良しですが
神様が作り出した原種に比べると
その価値は如何なものでしょうか?
・・・・・みたいなことをつらつらと説明したのですが
あまりピンとこない様子のOさん
結局それでも何かを描かなくてはいけなく
気に入ったものを探す時間も無く
やむなくゲットしたのがこのジュリアでした
モーブのようなブラウンのようなグレーのようなピンク
中心部は黄色
不思議な素敵な色ですが
飛びついて買ったわけではないので
何だか筆が乗りません(汗)
by Art-de-vivre
| 2016-10-05 00:17
| ボタニカル出版メーキング