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もう12月ですね

12月3日(木)2:00~

「優しく描こう花と風景」のテーマはリースとキャンドル

ピラカンサでリースを作りました

クリスマスツリーのオーナメント等も入れて季節の卓上風景です



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講評も行いたいので
今年一年で一番好きな作品をお持ちくださいませ




お申し込みは池袋コミュニティーカレッジ 03-5949-5486 まで
水彩画・「優しく描こう花と風景」藤井クラス


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by Art-de-vivre | 2015-11-29 00:39 | 花と風景の水彩画 | Trackback | Comments(0)

サンドニの思い出

ボタニカルアートの描き方ちょっとお休みして

フランスのサンドニと移民のお話を少し

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今回のテロの犯人達の逮捕劇の舞台となった

サンドニの町は治安が悪い町でした

私は何度か訪れたことがあり

それというのもそこにはとても美しい教会があったからで

怖いながらも何度か訪れていました


いつも駅から教会までの道のりは

こわごわと小走りだったことを思い出します

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その教会は「サンドニ大聖堂」と言う名で

中には特別なものがありました

マリーアントワネットをはじめ

王家のお墓・そして王家の人々の心臓の展示

美しい彫刻群とステンドグラス

これがもっと治安の良い場所にあったら

すごい観光地になっていたでしょうが

治安の悪さのせいか 殆ど観光のコースには入っておらず人もまばらでした


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中にあった彫刻群の完成度は素晴らしくて

伏臥状態の彫刻が多いのですが

足の裏から頭頂まで舐めるように眺めることができ

布の質感や王冠の真珠の玉まで見事な再現に感動したものです

跪くマリーアントワネットとルイ16世の彫刻などもあります


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フランスでは昔からの王家の心臓を

小さな壺に入れて保存する風習があり ここに沢山保存展示されています

幼くして亡くなったルイ17世のものは当時

本人のものかどうかわからないと言われていましたが

その後のDNA 鑑定で本人ということになり 人々の悲しみを誘いました

地下にはルイ16世とマリーアントワネットのお墓もあります


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ところで フランスでは以前から多くの移民が住んでおり

パリに沢山出没するスリ達は

殆どがこの移民達とフランス人は口を揃えて言います

私も住み始めて暫くするとすぐに移民とフランス人の見分けがつくようになり

移民と見ると警戒せざるを得ませんでした

私の大好きだった骨董のクリニャンクールの町

サン トゥアンも移民だらけで恐ろしく

ハンドバックを持ち歩く事ができませんでした

こんな時は身ぐるみはがれても良いように

お金を洋服のポケットに分散させて忍ばせ

手ぶらで歩いていました


道で物乞いするのも多くは移民でした

移民達の生活は苦しく

貧しさから逃れられないでいることは明らかでした

それでも祖国に居るるよりは良い暮らしができるのでしょう


今多くの移民たちがどこかの国が受け入れてくれるのを待っていますが

祖国から逃れてもその国の人たちと同等の

自由や豊かさを得るのは難しいと思うと

何とも切ない気持ちになります


祖国を持つ そして人としてのアイデンティティーを持つ

ということがどれほど重要なことか

日本という立派な誇れる祖国を持って

苦労など味わったことがないわたくしが

フランスに居て感じ取った事でした



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by Art-de-vivre | 2015-11-22 17:20 | フォト&エッセイ | Trackback | Comments(0)
今 寂しくなった我が家の庭で
沢山花をつけていた白万重です

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さて、構図についてさらに考えます
今度はもう少し大きな植物で構図を考えましょう

前回と前々回ご説明した通り描きたい花が決まったら
その花についての植物学的情報を調べます

その後よくモチーフを観察し見せるべきポイントを確認

そして構図を決めます

白い紙や額縁の手前にかざしてみたりして
素敵な角度を探します
その時同時にこんなポイントを
考えています


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何個かの花がある場合はメインの花が一番目立つように
花の序列がある時は
つぼみや種を見せ花に至る前後の様子がわかるように
雌蕊や雄蕊が見えるように
蕚の形かわかるように
葉の序列、付け根が見えるように
葉の表裏が見えるように
茎の様子がわかるように
茎の分岐の序列が見えるように
茎断面を見せるか見せないか
光を当てた時にできる陰影が造形として美しいか

等々言い出したらきりがないくらい
注意点はあります

沢山の情報が描き込まれていればいるほど
植物学的な観点からは良いのですが

全てを描かなくてはいけないということはありません
説明が優先してアートとしてのインパクトを失うこともあります

重要なのはその植物の特徴を良く知って描くということです
表現したい特徴を1点に絞って描いてもよいのです
逆に隠れた部分まで観察して説明したい時は
部分図や断面図や拡大図を描くこともあります
何処までどのように表現するかは全て自分自身で決めることです


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また画面の中の構成要素で重要なのは茎の流れです
その植物はどのように生えていたのか?
直立?風になびいて?垂れ下がって?
生えていたように自然な角度で絵の中に収めると良いでしょう

茎をどれだけ長く描くべきかとの質問がよくありますが
基本的な情報として
葉が対生か互生かなどが分かればよいので
3段~5段以上の葉を見せれれば十分で
それ以上葉を入れても同じ情報になるのであれば必要はありません
後は 花や葉のボリュームとのバランスで描く茎の長さを決めます
植物全体の高さを表現するために
折ったり切ったりして画面の中に収める場合もあります

個々の植物によって描くべき個性が違うので
結局のところ構図はその植物をよく知れば
おのずと見えてくるものです
そして、どの情報を重要と考えるかで
表現は変わります

次回は光の当て方と
紙の配置について
考えたいと思います


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by Art-de-vivre | 2015-11-17 15:23 | ボタニカルアートの描き方 | Trackback | Comments(0)
ボタニカルアートの定義がお分かりいただけて
モチーフの観察が終わりましたら
構図について考えましょう
構図はボタニカルアートをを仕上げる中で
最も重要な要因です


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植物全体の構図は次にお話しするとして

まず初心者の方は
小さなパーツから描いてみてください

葉一枚でもきちんと特徴が描かれていれば
その植物が何であるか特定は可能です


この写真の葉
植物に詳しい方ならキク科であることはすぐにわかるはず
大きな切れ込みが特徴的です
色はシルバーグリーン
ビロードのような毛でおおわれています
葉の裏はかなり白く
主脈・側脈の線が浮き出ています
切れ込みは片側5~6箇所
側脈は交互に出て
それぞれの脈に沿ってまた切れ込み(深裂があります
葉の付け根 葉腋部分から
はまた芽がでてきています
3枚の小さな葉が見えます
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まず、こんな風にモチーフを観察しながら
後ろに白い紙をあてがって
紙に描いた感じを想像してみます
動きのある絵にしたいのか?
それともシンメトリーに描きたいのか?

特徴を表すためにどこをどう見せるか?

答えは一つではありません

葉裏を見せるために表裏2つ描こう
反り返った葉のカーブが美しいし
厚みも表現できるから
斜めにしよう
2つの葉を少しだけ重ねて描くことにしてみよう
重ねることによって絵に
奥行きも出る
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…色々試しつつ
このような感じで大体の構図が決まっていきます

簡単に決めてしまわずに
魅力的な構図にたどり着いて
納得してから描くという癖をつけましょう

ちなみに今回の植物は白妙菊の葉でした
このようなすぐに枯れてしまわないものですと
写真も撮る必要がなく完成させることができます

小さなパーツを丁寧に描いて
成功体験を積んだら

徐々に全体を描いていきます
次回は全体の構図について考えましょう




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by Art-de-vivre | 2015-11-12 02:07 | ボタニカルアートの描き方 | Trackback | Comments(2)
ボタニカルアートの描き方の続きです

さて、描き始める前に
ボタニカルアートって何?という話をしておきたいです

ボタニカルアートとただの綺麗な花の絵
の違いをご存知でしょうか?

ボタニカルアートが魅力的に見ええる理由の一つが
細密に描いているということです

何故細密に描くのか?

ボタニカルアートの最も重要な役割は
その植物の「種」を表すということです
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名もない植物なんてよく言われますが
すべての植物には学名があります

植物学的に分類されており
他の植物とは違った特徴を持っています

棘や産毛のような繊毛までその植物の特徴ですから
見える特徴を描こうとするとと細密にならざるを得ない
ということです

ただ植物を描いたものではない
植物の種を特定するだけの特徴が
描かれていることが重要です

そうやって植物学的に細部まで観察し
時には何年もの観察を経て表現された絵がボタニカルアートです

そしてボタニカルアートのもう一つの大きな役割は鑑賞です

もともと植物画は薬草などの分類という
必然から生まれてきたものですが
同時にアートとして鑑賞しようという
人々の自然な要求が付随し
現代ではアートとしての鑑賞価値も求められています

人の心を和ませ
うっとりとさせるほど美しく詳細な植物の絵

描いてみたいものです



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by Art-de-vivre | 2015-11-06 18:03 | ボタニカルアートの描き方 | Trackback | Comments(0)

水彩画11月・紅葉

ボタニカルアートの描き方途中ですが
水彩画レッスンのお知らせです

月に一度の水彩画レッスン「やさしく描こう花と風景」

11月5日(木曜)2:00~

今回は秋の紅葉風景
描いたのは長瀞です


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風景画はそこにあるものを詩情豊かに描くだけ…
なんて簡単に言ったら怒られますが

秋の空気は遠近をより深く見せ
紅葉の彩も絵に華やかさを添えます

風景の中心に自分の身を置いて
気持ちよく描いてくださいませ



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by Art-de-vivre | 2015-11-01 11:05 | 花と風景の水彩画 | Trackback | Comments(0)

爽やかな風・光・緑を感じながら描くボタニカルアート・風景画・そしてフランス四方山話などなど


by Art-de-vivre