カテゴリ:●ボタニカルアート作品いろいろ( 92 )

教会の前でラグビーをする学生達
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昨日のレセプションだけで帰国してしまう人も多かったのですが
私の目的はワークショップに参加することでしたので、
そのまま居残ってあと2日はお絵描き三昧

まず3日目午前に予約してあったミックスドメディアのクラスに参加
質感の違うものを様々な画材で描き分けるというもの
木の枝、穂、ブルーべリーなど描きました
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先生は私の今回の出品作品を知っていてくださり
ぜひHPを見たいと言うので、ブログしかありませんと
この「Atelier Charmant」のアドレス渡したら
アトリエ シャルモン・・・何でフランス語なの?と聞かれ
以前フランスに住んでいたもので・・と答えると
私はフランス生まれなのよ!・・・と先生
そこからの会話はフランス語でまくし立てられてしまいました(汗)
日本にも大変興味があるみたいでいつか日本にぜひ来たいそうです
お待ちしております~ Catherine!Je vous attends au Japon.

午後からのクラスは、殆ど枯れたものしか描かないという ダンディーな先生ジョンのクラス
素敵な絵で憧れていたのですが やはり素敵な人間性のご本人に会って納得です
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先生が持ってきた様々な枯れた花の中から選んで描きます
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あまり絵具の色はのせずに殆ど鉛筆画です


夕方はステファニーとお散歩に行きました
この辺はハインツケチャップで財をなしたあのハインツ家が有名で
そのハインツ家が建てた教会がありました
ステンドグラスがとても美しい教会でした
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by art-de-vivre | 2010-10-03 11:30 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(2)
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           この日皆と交わした名刺 文字通り華やか~


さて、次の日からはスケジュール満載です。
まず朝8時半からポートフォリオシェアリングなるものが始まりました
これは一部のアーティストが自分の作品を机の上に並べて、
まあ自己アピールということでしょうか?
そこに皆が押しかけて質問やらするわけです

朝からバタバタですっかり写真を撮り忘れていました
今回はデジ一などで優雅に撮影できないことは判っていたので
新しく購入したコンデジのみ持参です

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9時30分からはジクリープリントという印刷技術の講義に参加
そして11時から全員揃ってアメリカンボタニカルアソシエーションの
開会式の様なものをを行いました
たくさんの人たちが関わって組織を運営しているから
挨拶する人も多いのなんの、さすがボランティアの国

その後ようやくランチにありつき
そのままテクニックショーケースという3人のアーティストが
スクリーンを使って自分達の絵の描き方を披露するというものが行われました
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私は昨日時差ボケで殆ど眠れてないのでこの午後の時間帯がいちばんきつい
日本の夜中だもんね~
甘い甘いケーキを食べたとたん気持ち悪くなってきてお部屋に戻って休憩
夜は最大のイベント ハント植物画展のレセプションがあるので、休んでおかないと。。。

そして夕方皆でバスに乗り、すこし離れた場所にある、カーネギーメロン大学の中の
図書館にあるハント財団の会場へ向かいました
会場は人でごった返し
私は最後まで自分の作品の写真が撮影できず 、そのまま会場を去りました
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by art-de-vivre | 2010-10-01 11:02 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(4)

紫外線除けフィルム

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やはり引っ越しで環境が変わったせいで長らく絵を描く意欲が湧きませんで
いやいや筆をすすめても良い作品は描けないと描くことを放棄しておりました

一番大事なのは描く環境です
モチーフの斜め前方から柔らかい光をあて
その光の角度があまり変わらないのが理想なのですが
今の家は南向きの部屋が主ですので
強く刻々と角度の変わる光に悩まされておりました

結局 紫外線除けのスリガラスの様なシートを窓に貼り
この悩みが劇的に改善されました
紫外線も95%カット
兎に角光が分散されて柔らかくなり
その分影も柔らかで
時間が経過してもそれほど影の位置が変化しません

お陰で筆がはかどり 
この青リンゴはあっという間に仕上がりました
額装も素敵に仕上げたいものです

植物の魅力を見出して
素敵に描けると嬉しくなります
この秋は素敵な植物や人との出会いがありますように・・・
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by art-de-vivre | 2010-09-08 00:26 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(2)
本塗り以降もうとっくに花は枯れてしまったものの
最後の仕上げで荒っぽい塗りの部分を丁寧に仕上げます
この工程で、雑だった絵がいきなり深いものになり
本格的なボタニカルアートとなります
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そしてここから額装です
額装はフランス語でENCADREMENTアンキャードルモンと言います
CADREキャードルが額なので
額に入れるという意味です


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まず断面斜めカットの窓を開けたマットを用意します
そこに彩色を施したりラインを入れたりたりと装飾します
このような装飾を LAVIS ラビといいます
絵が締まることもありますが
やりすぎると絵の邪魔になるので気をつけて

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ラビのサンプルを何個か用意しておくと良いでしょう


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日本の家は残念なことにあまり額絵を飾りませんが
家の中にアートを取り入れるととても住まいのグレードが
アップして素敵になります
あまり季節的なものを飾りたくない時はモノクロ写真や
ポストカードでも十分ですよね

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by art-de-vivre | 2010-07-01 19:01 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(2)

作品展示

いつかお話したようにboa mesaというお料理教室にて5月より
私のボタニカルアートとパリの水彩画、そして写真達を展示していただいています

今日はそのお料理教室の日で
私は初めて自分の作品が展示されているのをを見ることができました
若林先生は 先日フジテレビスーパーニュースにも人気のサロネーゼのお一人ということで出演し
サロンの様子が放映されまして、その時壁面を飾っておりましたのが
これらの作品です (ドアップにしてほしかったなァ・・)

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下の6点が写真作品
機会があったらまたブログにアップします
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プチ野菜 その他何点かの作品がお玄関にありました
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お料理のテーブルウェアーはフランスのCOQUET(コケ)
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お料理はスペインフェアーということで ガスパチョ絶品でした~
暑い時にはピリッとしたのが元気出ますね!
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by art-de-vivre | 2010-06-18 23:37 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(0)
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どくだみの花がそこかしこに咲いています
あんまりたくさんあるからありがたみ感じないけど
ホントは可愛い花です


ボタニカルアートの描き方 その4 本塗り

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前回下塗りした葉の部分
下書きの鉛筆の線が消えてしまって葉脈が見えないので
もう一度薄く描きます

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そして葉脈に沿って暗めのグリーンを塗っていきます
いきなりではむらになるので 必要に応じて水で濡らしながらです

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細かい葉脈も描いていきます
かなり良くなってきました

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大体濃いところは5回以上塗っていると思います
もっとかもしれませんね
徐々にやっていくとむらも出ずかなりきれいにリアルに描けます
茎やその他の葉も光と影を注意深く描き分けます

陰影がうまく出せたら魅力的な絵になりますよ

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さてこれで大体出来上がったように見えるでしょうが
細部はもう一度見直して
淵まできっちり描くようにするととてもクオリティーの高い絵になります
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by art-de-vivre | 2010-06-17 00:56 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(0)
散歩していると
畑に掘り返され捨てられた人参とその花がありました
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昔から人参の花が好き 野生レースフラワーです
捨てられて萎れていたのでハイポネックスを入れました
半透明ガラスに入れるとまるでブルーハワイの様な涼やかさ~


さて、今日は気を取り直して 
ボタニカルアートの描き方 第三回下書きと下塗りです

このアジサイを購入したのは確か5月20日頃、
良くもってくれました さすが鉢植え植物はボタニカル向きです
少しづつ描いて まず花の部分は描きあげてしまいました
写真に撮るのをすっかり忘れてましたので
ここから葉の工程で塗り方を説明しますね
写真に写っているのが見えるかどうか うっすらとすでに下書きはしています
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大まかなレイアウトはしてありましたが 花が描けてから細かくデッサンしました
そうしないと、花を描いているうちにまた変化してしまい、描きなおす羽目になるからです
0.3ミリの細いシャーペンを使いますが
HBかBぐらいの柔らかいもので線が固くならないよう描いていき、
最後に練りゴムで濃すぎる線は薄くします


そしていよいよ絵具で下塗りですが
絵具はウィンザーニュートンやシュミンケなど発色の良いものを使っています
ホルべインでも良いです
チューブでも固形でもどちらでも良いです 筆はラファエルで
使う前に実際にどんな色なのか使う紙で色見本を作ります 
私は単色色見本とそれぞれの色を混ぜ合わせた時の色見本 
そして各色の特性(透明度など)を詳しく書き込んだものを自分で作り
いつでも希望の色を少ない混色で作り出せるようにしています
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まず、葉の場合は黄色を先に下塗りし、それから緑色を塗ります
下塗りは最も大事です
後で色を重ねるからといい加減にしないで、最初が肝心ですから大切に
まず水をたっぷり塗ってから
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塗るたびにきちんと乾かします
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そして混色して何度も色サンプルを作って本物の葉の色に近付けた色を塗ります
プルシアンブルー・Wイエロー・パーマネントローズを混ぜました
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この時も水でぬらしてから塗ります
濃くしていきたいところはこの段階で少し濃くニュアンスをつけて行きます

これを基本的に何度も繰り返して徐々に細かく描いていくだけですが
塗り重ねるに従ってむらが出なくなります


描き方を文章化するのは難しいですね、あともう少し頑張ろう
次回は塗り方仕上げ方です
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by art-de-vivre | 2010-06-13 00:25 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(4)
そろそろ本格的なアジサイのシーズンが始まりました
昔よく作ったワイヤーのかごに入れてパチリ


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さてボタニカルアートの描き方 その2 花の選び方とセッティングです

花の選び方
もちろん描きたいお花を選びましょう。
描くのに時間がかかるので、切り花より鉢花のほうが望ましいです
アジサイは美しいだけでなく 花持ちが良いので助かります

あくまで私の描き方ですが、
まず全体の構図をイメージしたら、葉っぱなどの細部は後にして
花から描きあげてしまいます

葉はすぐには枯れませんから後からゆっくり描きます

チューリップなどのつるんとした花や葉も早く仕上げられます
どうしてもすぐ枯れたり動いてしまう花を描きたい時は少なめの量を描きます

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下書き前のセッティング
花が決まったら 花の仕組みなどよう~く観察し
花・葉・茎のサイズをくまなく測り記録します(原寸大で描くのが原則です)
日付や使った絵具やカラーサンプルや花の状態等全てノートに書き写します

花のバックに薄いグレーのカルトンを置き、右側には反射光を防ぐため黒いカルトンを置いたりもします
光が斜め左肩越しに花に当たるようにセッティングします

北側の窓でないと光と影が移動します
どうしても北側窓辺に設置できない時は
自然の光に近い照明を使います
照明の光が強すぎる時バウンスさせたり
ディフューザーを取り付けたりします

ここまでで大体描き始める準備ができました~お疲れ様
次回はいよいよ下書きです056.gif
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by art-de-vivre | 2010-06-08 23:23 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(0)
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boa mesaにて展示中のボタニカルアート作品の一つ“ウズアジサイ”です

若林先生の生徒さんには ボタニカルアートの描き方をブログにて紹介します
と言ったきりになっていました
期待して訪問してくださった方々申し訳ありませんでした

第一回 ボタニカルアートの描き方 道具編
です

どうやって紹介しようかと考えたのですが
例えば紙について紹介しようとしただけで かなり長くなってしまいます
詳し~く説明できないのは残念ですが まずはざっと説明しましょう
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  紙は何より大事です
   日本ではBBケント紙が人気です
   好みですが、私は絵具の発色の点で
   フランスやイタリアの水彩紙の方が好きです

   写真一番下から1)BBケント2)Fabriano classico 3)Fabriano extra white 4)Arche
   ファブリアーノはイタリア製で置いているる画材屋さんも多いです
   4)アルシュは何処でも扱っています
   パッドになって売られていたりもしますし 大きなサイズですと一枚売りしています

   少しずつ色や繊維の質やにじみ止めの量に違いがあり好みもありますが
   私は2)3)4)のどれかの紙を花によって使い分けます
   300グラム以上の重さで細目という一番目の細かいものを使用します
   パネルに水貼りをしてから描きます
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他の道具  筆 シャープペンシル0.3mm2H ~2B 鉛筆 練りゴム 消しゴム 
   定規 あればノギス パネル板 無酸テープ 筆洗い ぼろ布 絵具 などなど
   (筆と絵の具は次回紹介します)

次回は花の選び方と下書きをご紹介します
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by art-de-vivre | 2010-06-06 12:10 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(4)

ボタニカルアートの展示

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今日また嬉しいニュースがありました
ニューヨークのAmerican Society of Botanical Art から連絡があり
私の作品が2点選抜されNY の展覧会にて9月~11月まで展示されるることになりました

以前このブログでもちら見していただいたパロットチューリップと
今日の写真のジャスミンの作品です
少し見直して手直ししておきましょう

ところがこのチューリップのほうの作品
実は5月からあの200人以上ウェイティングしているという超人気お料理教室“boa mesa"
にて展示させていただくことになっておりました

boa mesaの春のテーブルコーディネートは私の大好きなフランスの食器メーカー
“Coquet”のペパーミントグリーンの食器と白い花抜き模様のテーブルクロス
私のボタニカルアートを若林先生が気に入ってくださり壁面担当としてコラボすることに・・・

仕方がないからこのチューリップをハイクオリティー版画印刷(ジークレー印刷)に出し
boa mesaのほうはそれを展示し 原画をNYのほうに送ることにします

他にももう1点アメリカに原画が行っているものがありまして
“うずアジサイ”の絵なのですが
この絵は3年に1回開催されるピッツバーグのHUNT INSTITUTEという財団が催す
植物画家の登竜門インターナショナル植物画コンクールに選抜されました
作品はそのまま収蔵されることになっており
今秋ピッツバーグにてレセプションと展示会が行われる予定です

この絵もboa mesaでは印刷でお目にかけることにします

というわけで2点印刷が入りますが
多分6点のボタニカルアートと6点の写真(飾りたかったシダの絵6点未完成なので
花とオブジェの写真にすることにしました)
そして1点パリの水彩風景画を展示させていただく予定です


boa mesaに行っておられる皆様
何卒よろしくお願いいたします
気恥ずかしいのであまり近くで見ないでね~ 遠くから、
そう、とーーーくから見てね(笑)
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by art-de-vivre | 2010-04-27 18:36 | ●ボタニカルアート作品いろいろ | Trackback | Comments(4)

爽やかな風・光・緑を感じながら描くボタニカルアート・風景画・そしてフランス四方山話などなど


by Art-de-vivre