緑の秘密「アート・デザイン部門」

ミドリ色の絵の具の話の続きです

最近植物画をアクリル絵の具や
ガッシュで描く人が増えています

薄く塗れば透明水彩と似た感覚は得られるのかもしれませんが
やはり植物画には透明水彩のほうがふさわしいと思います

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何故なら植物は透けているのです
光を通し中の組織の色が透けて見えます

そして表面は紫外線の影響を受けています
紫外線が多ければ多いほど植物の青味は濃くなります
青い色で紫外線の影響から身を守るためでもあります

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それに対して中は薄い黄色い組織で
満たされています
これは虫に見えやすくするための色でもあります

植物全体を見た時に
まずこの黄色味を帯びた色が感じられるはずです

だから私は最初に黄色を下地として塗っているのです
それから表面に見えている青味がかった色を塗ります
下に塗った黄色が透けて見える事が大事です
上に塗った青の発色も良くする効果もあります

そんな風にして透明水彩の
透ける特性は植物を描くには不可欠なのです


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Commented by 千鶴 at 2017-02-05 15:30 x
ご出版おめでとうございます。
美しいです。とても美しいです。
洋書の画集のよう、植物図鑑のようにサイエンティフィックで、
ガーベラに心ひかれ、花の後ろ姿も素敵です。私の絵心が動かされます。
書店に予約注文しましたが、他の本も数冊注文したため2月になっても届かず、アマゾンで購入致しました。
でも、そんな間の抜けた行動が、1冊は参考書、2冊目は愛蔵版として本棚に大切に飾る事にします。
ますますの、ご活躍をお祈り致しております。
Commented by Art-de-vivre at 2017-02-06 20:02
千鶴様

こんにちは、お久しぶりです。
2冊もお買い上げいただいたなんて!!
ありがとうございます!
その後描いていますか?
出来上がったら拝見したいものです。
宜しかったら、アマゾンのレビューも書いてくださいね!
頑張ってくださいね!!
by Art-de-vivre | 2017-02-03 22:46 | ボタニカルアートの描き方 | Comments(2)

爽やかな風・光・緑を感じながら描くボタニカルアート・風景画・様々なジャンルの作品・そしてフランス四方山話などなど


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